夕暮れのプラハを歩き、教会コンサートに感動

「てるみくらぶ」発券済チケットで自己責任の夫婦旅⑫

私たちは、クラクフとプラハ間をLEO EXPRESSで移動したため、てるみくらぶツアーの本来のコースであるチェコの「オロモウツ」はパスしました。ここには世界遺産の聖三位一体柱があるそうですが、そこに立ち寄ることで更に移動時間が長くなり、その分プラハでの滞在時間が短くなるため断念。プラハから行く予定だった世界遺産「チェスキークロムロフ」も悩んだ末に断念。のんびり私たちのペースでプラハを観光することにしました。

プラハの初日は、ホテルでひと休みした後、夕暮れ時のカレル橋と旧市街を散策しました。事前にガイドブックでしっかり情報収集した夫は、カレル橋にある30体の像の中から「聖ヤン・ネポムツキー像」と「聖フランシスコ・ザビエル像」を探すことに熱中。殉教者である「聖ヤン・ネポムツキー像」は、この橋に最初に建てられた彫像で、頭上の5つの星が目印です。この像の台座部分にあるレリーフに触ると幸せになるという言い伝えがあるそうで、観光客がこぞって触るためかその部分はピカピカ。もう一つのザビエル像は、彼を支える人たちの中に東洋人がいるというのでまじまじ見ましたが、それが東洋人かどうかはよく分かりませんでした。

橋を渡り、ブラブラと旧市街の細い道を歩き、St. Giles Churchという小さな教会の前でチケット売りの女性と話しているうちに、そこで開かれるバイオリンコンサートを聴くことになりました。実は、プラハ滞在中に1回は教会コンサートに行きたいと思っていた私にとっては正に「渡りに船」。開演時間までに簡単な夕食をとり、教会の中に入ってその豪華な装飾と荘厳な雰囲気にビックリ。席に座るとベンチがほかほかで更にビックリ。どうやらホットカーペットが敷いてあったようてす。教会内は真冬並みの寒さで、これがなかったら早々に退散していたと思います。ちなみにシニア割引もあり、歳を重ねることで得することもありました。

ところで、肝心の演奏ですが、「素晴らしい」の一言に尽きます。2つのバイオリンとビオラ、チェロの弦楽四重奏は教会の音響効果もあり鳥肌ものの音色です。ヴィヴァルディ「四季」から「春」と「冬」、ラヴェル「ボレロ」など、観光客向けと思われるお馴染みの曲10曲が次から次へと流れ、弦楽四重奏だけでなく、パイプオルガンが大音量で鳴り響く迫力に圧倒されました。教会コンサートは、一年中、毎晩どこかで開かれているそうで、気軽な服装でOK。カジュアルにクラシック音楽を楽しめる教会のコンサートは、行ってみる価値大です。

帰りは、旧市街広場に出ていた屋台を見て歩き、お土産を物色。丁度、イースターの時期とあって可愛らしい卵の飾りものがたくさん並べられていました。その中から、お気に入りをいくつか購入したところ、日本でも見かける卵のパックに入れてくれました。お陰で、繊細な卵の殻で作られた飾りは全て無事でした。よかった。