大感動!! ヴィエリチカ岩塩坑

 

「てるみくらぶ」発券済チケットで自己責任の夫婦旅⑧

クラクフでの2日目は、今回の旅で一番楽しみにしていた「ヴィエリチカ岩塩坑」観光です。ここへは、個人で行く自信がなかったので、日本を発つ前に現地オプショナルツアーを予約しました。ただ、出発直前ということもあり選択肢がとても少なく、悩んだ末に「世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑と聖キンガ礼拝堂半日観光ツアー」に決めました。ただし、ワルシャワと同様、これも英語ツアーです。

当日は、ツアースタッフがホテルまで迎えに来てくれたので、ゆっくり朝食をとることができました。同じホテルから私たちを含め4組ほどが参加。乗り込んだ大型バスは、いくつかのホテルに寄りながら参加者をピックアップし、途中、アウシュヴィッツ強制収容所に行く人たちと分かれ、別のバスから新たな人たちが乗り込んで、いよいよ出発です。

岩塩坑では、グループ毎にガイドがついて説明してくれます。個人だと何人かのグループにならないと出発できないようですが、私たちはほとんど待ち時間なく見学を始めることができました。まずは、階段をドンドン降りていきます。バスの中でスタッフから「エレベーターもあるけど、中は暗いので怖いよ」と暗に階段で降りることを勧められました。なので、迷っている人もいましたが、結局、全員が階段で行くことに。一挙に数百メートルを降りていきました。

岩塩坑の全長は、なんと300㎞以上。なにしろ13世紀から1996年の閉鎖までの700年にわたって掘られていたというから驚き。坑内ツアーは、約2.5㎞を2時間程度で巡ります。ところどころに採掘の様子を人形で表した展示のほか教会などがあり、見学ポイントではガイドが英語で説明してくれます。坑内に入るとき手渡されたレシーバーがあるので、少し離れていても説明を聞くことができます。かなり集中して聞かないと説明がサッパリ頭の中に入ってきませんが、そこにいるだけで充分。圧倒される凄さがありました。

何といっても圧巻は、「聖キンガ礼拝堂」。薄暗い坑道を進んで行くと、いきなり広い空間を見下ろす場所に出ました。そこは、岩塩で出来たシャンデリアが灯り、正面に祭壇が飾られている地下101.4メートルにある礼拝堂。階段を下りていくと、天井から壁、床に至るまで全て岩塩で出来ており、壁には見事な彫刻が施され、床は岩塩タイルが貼られていることが分かりました。これらをそこで働く坑夫たちが造ったというのだから驚きです。危険な仕事に携わる彼らの祈りが、このような見事な形になったのだと思います。

あまりの見事さについつい写真を撮りたくなりますが、礼拝堂内での撮影には別途料金がかかります。お金を払った人はシールを胸に貼り、思う存分パシャパシャ。ですが、私のコンパクトデジカメでは思うような写真は撮れませんでした。残念。こうして、大満足のうちに見学を終えました。