エミレーツのビジネスクラス体験

「てるみくらぶ」発券済チケットで自己責任の夫婦旅④

さて、エミレーツのビジネスクラスのシートはとてもゆったりしていて、前のシートとの間隔が広い(当たり前?)。エコノミーに慣れている私は、足元があまりにゆったりしていて落ち着きません。シートは、「離発着」「くつろぎ」「おやすみ」の3つのモードがあり、くつろぎモードは、背もたれが倒れ、足置きが上がってきます。ソファーに腰かけ、オットマンに足を乗せているような感じです。おやすみモードはフルフラットの状態になるので、ベッドで横になるのと一緒。CA(キャビンアテンダント)が、ベットマットを敷いてくれるので寝心地抜群です。

搭乗直後にシャンパンなどのウェルカムドリンクのサービスがあり、間髪入れず「朝食」を何にするのかを聞かれました。その日は、昼食に名古屋駅できしめんを、夕食に関空で鴨ざるそばを、夜食にサクララウンシでサンドウィッチを食べたので、次の朝食のことなど考えられません。その上、朝食の前に軽食が出てきてしまい、正直「ウプッ」という状態。それでも、何にするか決めなくてはならず、困ったときの「和食風」を頼みました。夫はシャンパンやワインを遠慮なくお替りしてご満悦。私は、どんどん酷くなる頭痛に気分はドンドン落ち込んでいきます。

機内での楽しみは映画を見ることで、日航だと未公開作品を日本語で観ることができますが、エミレーツではアジア作品の中にほんの少し邦画が混じっている程度。ほとんどが英語です。気分が悪く英語を聞き取る気にもなれず、さっさとシートを「おやすみ」モードに倒して目を閉じました。

朝食時間に夫に起こされ、食欲もないのに無理やりお食事タイム。機内では、いかに食事量をセーブするのかが、その後の旅の快適度を決めるカギだと思います(特にシニアにとって)。次から次に出てくる機内食を全て食べていては、真っ先に胃が疲れてしまいます。そうはいうものの、根が卑しいためか、出されれば手を付けてしまう悲しい習慣。その上、ビジネスクラスの機内食は、白い布のナフキンが敷かれた上にちゃんとした食器に盛り付けられた美しいセッティングで、ついつい箸をつけてしまいましたが、味は確かに「和食風」。完食とはいきませんでした。

さて、翌日の早朝、5時過ぎにドバイに到着。約3時間の待ち時間の後、ワルシャワに向けて出発します。初めて降り立ったドバイの空港はとても広くてきれい。いつもだったら、トランジットの間はお店を見て歩くのが楽しみですが、今回はラウンジへ直行。行ってみて驚きました。ラウンジといっても部屋ではなくフロア。夫によると「1㎞はある」というほど、ズーッとラウンジが続いています。

そこには、国際色豊かな軽食やフルーツ、アルコール、ソフトドリンクが食べ放題、飲み放題。フリーwi-fiやシャワーもあり、間仕切りの向こうには寝そべることができる簡易ベッドも置かれていました。これらが全てフリーで利用できるとは、ビジネスクラスって結構お得かもと思いました。私が気に入ったのは、おしゃれな瓶に入った炭酸水。外国の水とは思えないほど美味しく感じました。