中間支援という役割を知っていますか?

人間関係の問題は会議が原因?fcabade1dc046b70a7f38bb388f33c58_s

 

市民活動の分野で重要と言われている資源は「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つと言われています。中間支援は、これらの資源をつないで、活動者や活動団体のみなさんがより活動や成長しやすい環境を整えていく活動です。この活動が活発に行われていれば、市民活動分野はどんどん盛り上がっていくと思います。

しかし、なかなかそうはいかないのが現実です。これら4つの資源のどれが不足しても活動は上手くいきません。特に、ヒトの問題は多くの団体の悩みの種です。同じ思い(課題意識)の人たちが集まり団体を立ち上げても、組織として動けるようになるまでには時間と意識が必要です。企業とは異なる「非営利」という考え方の下で形づくる組織は、営利のそれより運営が難しいのです。なぜなら、役割は違っても基本的に平場の関係、つまり対等な関係で組織をつくらなければならないからです。

そのために重要になるのが「合意形成」だと言われています。が、この合意のあり方が問題です。どの団体でも理事会や定例会といった会議を開きますが、それが連絡事項を伝えるだけで終わっていませんか?  それを合意と言うには、あまりにもお粗末です。なぜなら、会議メンバーの意見が運営に反映されにくい体制になってしまっているからです。善意と意欲をもって参加しているメンバーは、単にお手伝いとして関わっているのではありません。活動を組み立て、活動を運営する構成員として参加しているのです。

ですので、メンバーの意見が出やすい会議を開き、積み重ねていくことが団体の成長のカギです。とはいうものの、団体内だけで話し合ってもラチがあかない、本音が言いにくい、意見を言うと大変な仕事をやらされるなどの理由から、ついつい連絡事項の伝達だけで済ませてしまいがちです。そのような団体の会議に出向き、第三者の立場で調整しアドバイスすることも中間支援の役割です。

私は、これまで数多くの団体の会議にお邪魔し、中間支援者として様々な調整やアドバイスをしてきました。団体内のコミュニケーションが滞ってしまうと、活動そのものが停止してしまいます。風通しのよい関係づくりのためには、第三者の協力が不可欠だと思います。問題が深刻化する前に第三者を入れて、団体内の問題点をチェックすることをオススメします。

こころざし研究所では「NPOコンサルティング」として、団体の課題内容に応じた解決のための取り組みを提案、支援します。まずは、メールでご相談ください。