高齢者の居場所を模擬体験

企業とのコラボを探る

img_1021今年度、「温志遊善」として関わっている豊田市猿投台交流館が主催する「高齢者の居場所づくりボランティア養成講座」の「パート2」がいよいよ終盤に差し掛かり、これまでの話し合いを形にする模擬体験をしました。

この講座は「企業との連携」が大きなテーマ。どの企業とどんなコラボができるのかが皆目分からず、全くの手探りの状況のなかで話し合いを重ねてきた結果を踏まえて「コーヒーの香りが漂う、参加者とふれあうことができる居場所」というイメージの場をつくることにしました。

とはいうものの、「コーヒーにまつわる話をしてくれる企業はどこ?」「参加者にコーヒーを提供したいが協力してくれる企業はあるの?」「参加者同士が違和感なくふれあえる方法は?」等々、問題が山積みでした。その上、企画と実施の間が2週間しかなかったため、目星をつけた企業に打診した交流館職員の人たちは苦労したようです。

その甲斐あって、カネボウさんのハンドマッサージ講座とネスカフェさんのコーヒーのお話の2本立てという豪華なプログラムが実現しました。カネボウさんにはハンドマッサージに必要な用具一式を準備して頂き、ネスカフェさんはコーヒーマシーン3台を持ち込んで美味しいコーヒーを提供して下さいました。そしてなにより、それぞれのプロのお話は大変興味深く参考になるものでした。

この日は、養成講座のなかの模擬体験という事もあり、たった1時間の居場所だったため、せっかく遠方から来て頂いた企業の方たちにゆっくりお話を聞けなかったことがとても残念でした。ですが、企業という厚い扉も思い切って叩いてみることで、協力して頂けることがいろいろあるのではないかと、これからの活動への希望が見えた模擬でした。

ただ、事前の広報が足らなかったためか、肝心の参加者が予想外に少なく、当初決めていたボランティアの役割分担や段取りが上手く回らず、今後に課題を残す形になりました。

7月にスタートした「パート1」と10月からの「パート2」の講座を通して、「話し合いばかりで、いつになったら始めるの?」との声もありましたが、模擬を通して実際の活動をイメージ出来たためか、受講生の意識もボランティア活動者のそれに確実に変化してきたようです。