手づくりの小冊子でファシリテーション研修

前回の更新からひと月も経ってしまいました。その間にあった事を少しずつ書いていきます。まずは、ファシリテーション講座の紹介から。img_1027

仲間のピンチヒッターとして、ある財団の係長研修で講師を務めました。テーマは「市民の声を仕事に活かすファシリテーション」で、普段の仕事で市民と関わることの多い職員がファシリテーションの考え方やスキルを身に付けることで、より良い市民との関係をつくることが目標です。

講座では、実際に使える手法を盛り込みながら進行。ファシリテーションのタイプを大きく「交流型」と「会議型」の2つに分けて、それぞれの代表的なスタイルを実際に体験して頂きました。

全員が係長という中堅職員とあって、ワーク自体は経験済み。模造紙にまとめていくことも手慣れたものでした。ただ、「ワークショップが好きですか?」という質問には全員がNO。ましてや「ファシリテーションが得意ですか?」の質問には、これまた全員が苦笑い。いろいろな場面でグループワークは体験してやり方は知っているものの、実は苦手意識をもっているようでした。

この研修に先立って、当ブログで連載した内容を編集した小冊子「みんなで考える会議」を手づくり。当日は、それを見ながら話を進めました。本題に入る前にお話ししたのは、話し合いの場で出席者が守るべきマナーについてです。それを出席者側の「メンバーが会議に貢献するための10の心得」と進行役側の「進行の役割を果たすための10の心得」の2つの立場に分けて説明しました。これらは、当たり前のことを羅列したものですが、受講者からは「当たり前の事と分かっていてもなかなか出来ていないことばかり。改めて反省しました」との感想をいただきました。

3時間を越える研修は結構ハードでしたが、何とか予定していた項目はクリアしました。小冊子は、研修後も必要な時に確認できるという点で有効だと思います。研修内容に合わせた内容の小冊子をテキストにすることで、パワーポイントのスライドをまとめた資料以上に伝えたいことが伝わったと感じています。

これからもこのような研修スタイルを研究していきたいと思います。