荷物の重さは、不安の大きさに比例する?

みなさん、旅支度は得意ですか?

私は、メチャクチャ苦手です。出発日が近づき、「支度しなくちゃ」と思った途端に「トラベルブルー」になってしまうほどです。理由は、スーツケースに詰めれば詰めるほど、「アレもコレも」と入れたくなり、その結果、必ず重~い大荷物になってしまうから。それが、死ぬほどメンドクサイのです。毎度のことながら、一緒に行く夫は驚くほどの軽装で、荷物も最小限。「なぜいつも私だけこんなに荷物が多いのか」と自己嫌悪に陥ることもシバシバです。

『新しい海外一人旅術()出発準備編』(鎌倉淳著・タビリス新書1201391日改訂第5版発行)によると、「荷物の重さは、不安の大きさに比例する」という格言があるそうです。

確かに、私は心配性でいつも困った場面を想像しながら荷造りをします。とはいうものの、実際には肝心なときに肝心なものが入っていないこともあり、結局、現地で調達するハメに陥ることも。未開の地への探検や登山ならともかく、普通の観光ツアーに大荷物というのは結構「悪目立ち」してしまい浮いた存在になります。そのような状況が気になるようになり、「なんとかしなくてはなぁ」と思っていたところでした。それに、帰宅後の荷ほどきも時間がかかって面倒でした。

同書には、次のような事も書いてありました。「荷物の大きな旅行者は旅慣れていないと周囲にPRしているようなもので、泥棒のターゲットにもなりやすい」。特に、女性のひとり旅の場合、「イザというときに走って逃げられるかどうか」が判断基準らしく、大荷物を抱えてヨタヨタしていては、緊急時の危険回避が難しいということです。

「小さな荷物」が旅の危険を減らす有効な方法だと知り、目からウロコ状態。今まで旅の心配を減らすために増えていた様々なモノが、かえってリスクを増やすことになっていたと知り、「よく今まで無事に帰って来られたものだ」と冷や汗がタラリ。パック旅行慣れで、鈍くなった感覚を研ぎ直さないと、行きたい時に行きたい場所に旅するひとり旅は実現しそうにありません。

ネットで検索すると、ひとり旅経験談がたくさん並んでいることに驚きます。年齢や性別、行先、期間などは千差万別ですが、体験を元にした情報はとても貴重なもの。しっかり読んで、夢のプランを立てたいと思います。