「おとな女子のひとり旅」に興味津々

今年の夏は、ひときわ暑く、今まで感じたことのない疲れが溜まっているようで、完全に夏バテ状態です。38℃などという、人間の体温より暑い日々に「やる気」が完全に失せています。

このブログへの投稿、電子書籍原稿執筆ほか、諸々の「しなくてはいけない事」が猛烈に気になっていながら、全く手をつけられない日々が続いています。唯一、やる気が出るのは「旅のプラン」を練ること。ヒントを得るために「旅」に関する本を読みあさっています。

以前の職場に勤務していた頃は、年に1回、沖縄各地へのひとり旅を恒例としていました。本島はもちろん、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島などをレンタカーで周遊。ひとりぼっちの旅の魅力は、なんといっても気兼ねなく自由に動けること。その反面、旅行中に病気になっても助けてくれる人はいません。宮古島を訪れた翌日から高熱を出してしまい、奮発して泊まったホテルの部屋から一歩も出られず、3日目にフラフラしながらドライブしたことを覚えています。退職後は、ひとり旅に出る切っ掛けを持てないまま、今日に至っています。

手当たり次第に読んでいく内に興味深い本に出合いました。それは、『Solist[ソリスト] おとな女子ヨーロッパひとり旅』(寺田和代著・角川e文庫・平成27年6月30日発行)です。

彼女は、30代にヨーロッパでのひとり旅を始めたそうで、以後、20年間で28回のひとり旅を続けてきたそうです。そう聞くと、「恵まれた環境の人だろう」と思いがちですが、彼女曰く「若さ、経験、語学力、お金、体力、縁者――ないない尽くしでも大丈夫」だそうで、海外でのひとり旅の助けになりそうな要素を何ひとつもっていなくても、むしろそれらのマイナス要素がプラス経験の契機になると教えてくれました。

特に「なるほど」と思ったのは、おとな女子のひとり旅で避けるべき目的地は「ネイチャー(自然)、リゾート、グルメ」で、それらの場所では「ぼっち感」や「アウェー感」に襲われるとか。そして、せっかくのひとり旅の楽しさやのんびり感が「ぼっち」のわびしさにとってかわられないとも限らないといいます。これまでの私の経験からも納得です。

国内を除いて、海外のひとり旅経験は、バンコク格安ツアーの1回だけ。この本を読んで「私もひとり旅に出かけたい」と思い始めました。寺田さんの「この先70歳になっても80歳になっても、必要になればヘルパーさんに介助してもらいながらでも『ひとり旅』を続けたい」という言葉に強く共感し、そんなふうに生きていけたらいいなと思います。