笑顔で頑張れ!! 新たな女性都知事!!!

小池百合子さんが、初の女性東京都知事に選ばれ、様々なニュースが飛び交っています。今回の選挙を他県の住民として、いわば傍観者の目で見て感じたことを書きたいと思います。

 まず、小池さんの勇気に拍手。64歳という年齢で、しかも女性という立場で挑戦するにはかなりの決意が必要だったと思います。昭和27年に生まれ、高度経済成長という右肩上がりの社会状況を背景に育ち、学生運動に揺れる青年期を過ごした彼女と私は同じ年生まれ。それ故の共感もかなりあり、愛知県から毎日、応援していました。

 選挙中、話題になった石原慎太郎さんの「厚化粧」発言は、男社会の男の視点の象徴だと感じます。私は、40代の頃、女性問題に関する学習グループで活動していました。その頃に学んだ「ジェンダー」「ガラスの天井」などに関わる女性差別の問題が、20年が経過した今尚、強烈に存在していることを選挙関連のニュースを通じて知りました。

 「出る杭は打たれる」といいますが、女性がその杭になったときの風当たりは本当に凄まじいものです。政治という男社会の典型ともいえる世界で長年活動してきた小池さんが、党の掟を破ってまで立候補した気持ちがなんとなく分かるような気がします。女性が世の中を動かす組織の長になる最後のチャンスと捉えたのではないかと想像します。

 組織の長にならないと社会の仕組みを変えられないことは、多くの人が感じていることですが、実際にそれに向かって行動に出ることは難しい。ましてや、還暦を過ぎ社会的存在感や使命感が日に日に薄らいでいく私にとって、逆風が吹き荒ぶ中の小池さんの挑戦は衝撃的でした。彼女はその行動で、その歳になったからこそ出来る挑戦があることを強烈に伝えてくれました。

 選挙結果を見て、彼女の挑戦を歓迎する都民が想像以上に多かったことは、政治の仕組みと民意が乖離していることを如実に表していると思います。これからが正念場です。だてに年を重ねてきた訳ではありません。「諦めず、したたかに」組織のドンたちと笑顔で闘い続けて頂きたいと思います。