★出版予告 巨大なモスクに圧倒されたカサブランカ

お庭でランチ・・・クスクスにも圧倒され

さて、いよいよヨーロッパ編の最後の寄港地であるモロッコのカサブランカ港。ここは、今回のツアーで唯一立ち寄ったアフリカです。ジブラルタル海峡から大西洋へ出て、カサブランカ港に到着したのは4月26日の朝。着岸早々、私たちは「カサブランカ観光とモロッコ家族の邸宅訪問」のツアーに出かけました。ちなみにカサブランカというのはスペイン語で「白い家」という意味だそうです。

ここは、アフリカとはいえ4月の平均最高気温が20度程度と長袖が丁度よい感じ。バスの車窓から見える風景は、今までの地中海沿岸の都市と異なり、イスラム教の印象が強く、女性は長袖、長いパンツまたはマキシ丈のスカートで頭をスカーフで覆っています。

ツアーのコースは、たくさんのハトがいる「ムハンマド5世広場」とヤシの木並木が美しい「アラブ連盟公園」を車窓から観光した後、1番の見どころである「ハッサン2世モスク」へ。大西洋を背にした白いモスクは、1986年から8年かけて建てられ、モロッコ最大を誇ります。エメラルドグリーンと白のモザイクの模様が美しい塔はモロッコ一の高さで、遠くからもよく目立ちます。

内部は、とにかく広い。なんと2万人が一度に礼拝できるというのですから半端な広さではありません。ふかふかの絨毯が敷き詰められ、シャンデリアの灯かりが荘厳な雰囲気ですが、祈りの場ということなのか薄暗く、内部の素晴らしいデザインがはっきり見えなかったことがとても残念でした。

市内観光を済ませたら、次は楽しみにしていた「モロッコ家族の邸宅訪問」です。これは、カサブランカのちょっとリッチなお家に訪問して、そこでモロッコ料理を頂くという趣向。私たちを迎えてくれたのは若い夫婦と幼い男の子の3人家族で、邸宅は比較的こじんまりした造りでしたが、内部の装飾や家具などがとてもゴージャス。私たちは、いきなり庭に案内され、そこに張られたテントでランチパーティーが始まりました。

大きな丸テーブルが5つ、そこに10人ずつ座り、合計50人のゲストです。テーブルの真ん中にドーンと大きなタジン鍋のお料理が次々に運ばれてきました。メインは大きく切った牛肉(たぶん)の煮込みの上にグリンピースがドッサリのったものと名物のクスクス。クスクスは北アフリカから始まった料理で、小麦粉を約1㎜の大きさの粒にしたもの。この時は、クミンでほのかに黄色く色づけされたクスクスの上にニンジンやジャガイモ、ナス、ズッキーニがこれまたドーンと乗っていました。私は、まずその量に圧倒されて食べる前に食欲がなくなり、みんながおいしそうに食べているのを見ていましたが、それでも恐る恐る食べてみたところ、ひとくちでスプーンが止まってしまいました。残念。

食事の間ずっと現地の音楽がライブで流れて贅沢な時間が過ごせましたが、そこの家族と交流するプログラムが用意されておらず、現地のリッチな家の庭先を借りてケータリング料理を食べただけという印象でした。正直、楽しみにしていただけに期待外れでした。

★これは「おきらく夫婦のサラッと世界一周・ピースボートで巡るヨーロッパ編」の予告版です。近日出版予定の本編にご期待ください!!