★出版予告 キラキラの陽光があふれるミコノス島

風化に耐えた古代遺跡のデロス島も必見の価値あり

 地中海に入って最初に寄港したのは、ギリシャのミコノス島。港から送迎バスに乗って5分程度で白い建物が印象的な町に到着。キラキラ輝く海と白壁に反射する日差しでクラッとくる眩しさです。

 危険水域やヨルダンと違って、安心感バツグン。この港での1日は完全に自由で、乗客たちも久しぶりの解放感に、それぞれの散策を楽しみました。水彩画グループの人たちは、講師と一緒に写生場所を見つけて、「絵のような風景」を描いていました。私たちは、上へ上へと路地の坂を登って行き、青一色に広がるパノラマと壊れかかった風車を背景に記念撮影。偶然、そこで出会った韓国人女性たちとツーショット写真を撮り合いました。

 この島の人たちは、観光客慣れしているようで、お店以外の住民たちも気軽に声をかけてくれます。きれいに咲く花々に目を奪われていると「○○○ ▲▲▲」と話しかけられ、どうやら「どうぞ、摘んで。あげるよ」と言っているようなので、恐る恐る1輪摘むと、「もっと、どうぞ」と気前よくプレゼントしてくれました。言葉は全く通じませんでしたが、不思議と意思疎通はできたようです。

 その日の午後は、エーゲ海に浮かぶデロス島へ連絡船で渡り、遺跡観光をしました。この島は2000年以上前の古代遺跡の島で、島丸ごと博物館のような場所です。この地の最盛期は紀元前5世紀から2世紀頃らしく、貿易で栄えた町は、大きな貯水槽や下水システムを備え、大劇場や豪商たちの大邸宅もありました。もちろん今は、当時の面影はなく、大小の石がゴロゴロと置かれているだけですが。このあたりの印象は、イタリアのポンペイ遺跡にとても近いものでした。CIMG0769

 しかし、ポンペイと大きく異なる点は、古代ギリシャではここを聖地としており、島内には神殿跡がいくつもあることです。聖なる道と言われる通りにはライオン像が立ち並び、異種独特の雰囲気を創り出しています。屋外に置かれているため、風化が激しく、そこに置いてあるのは全てレプリカだそうです。ライオンと言われてもタテガミがあるわけでもなく、「そういわれれば、そうかな」といった感じです。

 観光中、何度も驚かされたのは「ピーッ」というホイッスルの甲高く鋭い音。警備員が至る所で目を光らせ、遺跡に登ったり、立ち入り禁止区域に侵入した観光客には容赦なく注意していました。もちろん、悪いのは規則違反をした人ですが、その規則についての説明が不充分だったこともあり、なんとなくモヤモヤドキドキ気分での観光でした。

★これは「おきらく夫婦のサラッと世界一周・ピースボートで巡るヨーロッパ編」の予告版です。近日出版予定の本編にご期待ください!!